たまゆらのなかのとわ

絵  詩のようなもの 声 共時性 日記 時世

八月はきらい

元気が出なくて ココナツのお香を焚く

何となく気分が上がる 気がする


冷凍しているチキンを 出すのを忘れていた

黄色いお皿にのせて 階段に置く


夕立が来ないか 空を見上げる

葉が揺れている


モザイクガラスの灯りが 

窓ガラスに映っている


外は静かに蒸している

もう子どもたちが大きくなったから

ビニールプールは終わり


合間に横になると くの字に曲げた脚と

足の甲のカーブのところに

彼女は丸くなる 

猫みたいに丸くなる


付け合わせは胡瓜の皮をむいて 

薄く切っただけのサラダにしよう


夕立は来そうにない

西日が差してきた

八月はきらい