たまゆらのなかのとわ

絵  詩のようなもの 声 共時性 日記 時世

夏空のひょう

助けて欲しい人は沢山いて

助けたい人もいる

だけども

最後まで 待てども誰も来てくれない人もいる

ひっそり死を迎える 皮膚は解け 骨が出る

世の中には 美しい助け合いがあると言う人

本当に助けが必要な人のところには

いつまでも いつまでも来ない

こんなに良いことをしていますよ

拡散して下さい

どんどんhelpは集中し

キラキラの美しい助け合い

挙句の果てには満タン以上の有難迷惑

今 私の流れる血を

今 誰かの流れる汚物を

今 病み人の腐った皮膚を

今 幻覚の中 裸人の唾液を

拭おうとする人は どれだけいるのか

剥き出しの命のお世話を

出来る人はどれだけいるのだろう

価値のある弱者を探し出し

善人ごっこ 尊厳ごっこ

選別され無視される命は

すぐ隣りに在ると言うのに

半径10キロに絶対 在ると言うのに

美しい善人ごっこでは

蚊帳の外

見たくないものを 見せようとする人は

嫌いですか 

善人で在るはずの自分を

責められている様で

やっぱり 見て見ぬことを 選びますか

できる事をしていて なにが悪いと思いますか

私はこんなに善人だと 褒めて欲しいですか

私はこんなに善人で

世の中の事は何でも知っている

そんな知らない命など 

知らないのだから仕方ありませんか

夏空から雹が打ちつける

人間どもよいつ

人間どもよいつ

人間どもよ