たまゆらのなかのとわ

絵  詩のようなもの 声 共時性 日記 時世

誰も知らない

その人の 見える光が多いなら


内なる闇は 漆黒よりも黒い


人知れず 闇のお布団を 被せられるが


私にはそれを どけることが出来ないのです


痛覚がないから これはお人形


スカートなんか破っても悪くない


心は痛まない


これは本当に排便し 血が流れるお人形


見えぬ心は バレないと思っている


人目に触れない場所で 日々 罪は積もる


さぁ 見て下さい 私はこんなに善人なの


人の作る闇は 暗すぎて 中身は


誰にも見えない 


誰も知らない


勇気ある善人が叫ぶ 「闇の中に人がいる!」


見えぬのだから 寝た子を起こすな


テレパシーが働く


小手先のニューマ二ズムなど


太刀打ちできぬ 黒い闇から 


鬼の首を差し出そうが それらはいち早く


埋められ 誰も知らない


担い手が埋め 或いは親が埋める


埋められた場所も 何時しか忘れ去られ


もう 誰も知らない