たまゆらのなかのとわ

絵 声 共時性 日記

車椅子の娘

10歳になる娘は 難病持ちです
徐々に進行しています 兼ねて重度の精神遅滞で 大きな赤ちゃんと言った感じです

重度の精神遅滞と言うと どの様なイメージをお持ちになるでしょうか
地六時中ぼけーっとしてヨダレを垂らしているだけと思われる方も多いのではないでしょうか

確かにそういう方もいらっしゃいますが それでも彼等は分りにくくても
かすかに自分を発信しています 

いつも低音で呻いている方もいます

その事実は 健常と言われる方々からすると 奇態に写るのは仕方がない事でしょう
今でさえ世の中は「多様性」などと言われていますが
その世間の言う「多様性」に娘を含めた彼等が含まれるかは疑問です

実際 娘を連れて歩くと 殆どの人がなんでここにいるの?という顔で見ます
子どもなら はいはい良く見るんだよ こんな子もいるんだよ という気持ちになりますが
躊躇することなく凝視する方は 殆どが高齢者です

あとは 見てはいけない物を見た様な顔で 不幸がうつりたくない くわばらくわばらと言った感じの人や
明らかに嫌悪の冷たい目でジロリと見 避ける様な姿勢をわざわざアピールする方

もちろん風景の一部として意に介さない方もいらっしゃるし
とてもとても優しい笑顔で娘を見て下さる奇特な(ホントは自然なと書きたいです)方もいらっしゃいます

娘を通して視ると ある意味本質がよーく見えます

見た目や肩書や 損得や勝ち負け 自我 自己顕示欲 優劣 そんなものが蠢いています
一見良識人も そう思われたいだけで いざとなると同じ穴のムジナです

今年は恐ろしい事件も起こりました
障がい者施設での惨劇です

私などは あの事件は 一人の人間がやった犯罪とは思えません
彼は世の中の膿です(それともジャンヌダルクでしょうか?)

自分の周りはキレイにしておきたいだけの善人もいっぱいです
私のこんな記事もノーサンキューなことでしょう

見たくないものを見ろとは言いませんが 
娘や私たち家族もこの世間で生きているのです
正々堂々生きている同じ人間です ただそれだけです 

この様な目線から 言いたい事はもっとあります
とりあえず自分の膿でも 健全に出して行こうと思います

風邪が治ってきて 元気が出て来た証拠です(笑)